こんにちは。藤井です。
昨日は、公民的分野の三権分立をやりまして、その後に歴史の復習をやってもらいました。
75分の授業なので、説明と演習のバランスが大事なんですけど、ちょうどいい感じに終わりました。
しかし、これをすぐ復習するかどうかで、力の差がはっきりとついてきます。授業を受けて安心してはいけません。
昨日も授業で話をしたんですが、
合宿に行った人、
もらった教材をどれくらい進めてる?もらって安心したらあかんで。
とにかく何周もやらないと。
ほかの人もな、
夏期講習でやったすべての教材やプリントをどれくらいやるかで差がつくねんで。
と。
こんなことはほぼ毎回の授業で言っていることなんですけど、大事なのは「言い続ける」ことです。
継続が大事やと言うからには、授業でいろいろな話をしてあげないといけません。
それを僕は雑談とは思いません。伝えたうちの1%でもいいので、何かを得て帰宅してほしいんです。
授業の教科が何であれ、いろんなことを伝えていかなければなりません。そのためには伝える側に引き出しが必要です。
引き出しはたえず勉強して増やしていかなければなりませんし、より高いレベルまで学んでおかないといけません。
これを僕は「知識のボルダリング」と呼んでいます。
中学社会をやるのであれば、高校の地歴公民はすべてできるようにしておかなければなりませんし、
中学英語をやるのであれば、高校の英語にも触れておかなかればなりません。
中学と高校は一貫していますのでね。
次の出っ張りを見つけてはしがみつき、さらに上を目指す。
講師の側にそういう姿勢がなければなりません。
住之江校の講師たちは、僕が言わなくても「知識のボルダリング」に挑み続けています。
生徒たちの成績を少しでも上げてやる、という強い思いで、出っ張りを探しているんです。
それは毎回授業を拝見させてもらっているから分かることです。生徒たちも講師が熱心に指導している姿を見て成長していくんです。
自分の授業に自信を持って(もちろん過信しないことが大事なんですけど)生徒と向き合っていかなければなりません。
言い続け、学び続ける。
昨日授業を終えて、改めて思いました。