どうも、藤井です。
今日も気楽にお読みくださいね。
昨日も書きましたけど、
ほぼ毎朝、歴検の勉強をしています。
どんな問題が出ているのか、ちょっとだけ紹介します。
近世における日本銀など貴金属について述べた文として誤っているものを、次の①~④のうちから一つ選べ。
(2004年第2回)① 5代将軍徳川綱吉の時代になると各地の金銀山における産出量が急減したため、幕府にとって重要な財源であった鉱山収入も大幅な減少を余儀なくされた。
② 長崎貿易では、17世紀末以降、金銀の輸入を増やすために貿易拡大策が展開され、同時に貿易決済手段として主に銅が用いられるようになった。
③ 江戸時代、丁銀・豆板銀が鋳造された銀貨は、重さが不定であるため重量をはかって使用する秤量貨幣であり、主に西日本で流通した。
④ 田沼政治の時代に鋳造された南鐐弐朱銀は、金貨の単位「朱」で通用価値が示された計数銀貨で、純銀そのものと形容してもよい品質を有していた。
いかがでしょうか?
正解を導くための知識は教科書で十分対応できますが、
誤っているものを判定するわけですから、
誤りを明確にする練習は必要ですね。
その意識をもって問題を解くことが大切ですね。
一つ一つ、丁寧に。
本日も創心館のブログにおいで頂き、ありがとうございました。
正解は、②です。
江戸幕府は、貿易拡大策ではなく、貿易縮小策をとりました。
具体的には新井白石の「正徳の治」で実施された「海舶互市新例」ですね。
清とオランダに対して、年間の船の数や取引額などを制限したことが根拠となります。
以上、プチ日本史講座でした笑
そして!!!
住之江校の4階に椅子と机が届きました。
合計84セットあります。
壮観です!!!